2013年2月22日金曜日

頭文字「X」の英単語発音:薬学編

化学・薬学分野でそこそこ見る、頭文字「X」の英単語。
例えば、キシレン、キサンチン、キシリトール、キセノン。
これらは順に、化合物の一般名3つ及び希ガス元素であるが、日本人は普段「xy」を「キシ」と発音していると思う。
が、英語だと発音は以下の通り。

Xylene [záiliːn] ザイリーン

Xanthine [zǽnθiːn] ザンスィーン

Xylitol [záilətɔ`ːl | -tɔ`l] ザイラタール/ザイラタル

Xenon [zíːnɑn | -nɔn ] ズィーナン/ズィナン


また、薬の商品名を2つ例に挙げると、キサラタン(緑内障治療薬、ラタノプロスト)、キシロカイン(局所麻酔薬、塩酸リドカイン)の発音は以下の通り(商品名なので、発音記号は割愛)。

Xalatan ザラタン

Xylocaine ザイラケイン

日本語のカタカナ発音って、どうして世界で通用しない発音で出回るのかなぁ~

2013-02-22 13:03




ちっちさんこんにちは。xyの発音についてですが、多分ドイツ語読みなのでは?と思います。だいたい化学分野の外来語はドイツ語がほとんどなので。昔むかし文明開化のおりに化学はドイツから知識を輸入した名残らしいです。
我が家のチビ2号も大きくなってきました。離乳食をはじめたところです。
ちっちさん一家もお元気で。


ひろこさん

忙しい中、コメント有難うございます。
ご指摘の通り、私もそう思うのですが、言語の世界情勢を読んで、臨機応変に対応してほしいなぁ…というのはワガママでしょうか(笑)。

離乳食…もうそんな時期なんですね。
子供の成長は早いですね。
ひろこさん一家も元気でお過ごし下さい(^o^)/


ちっちさんこんばんは。
世界情勢にあわせて…。そうなんです、近頃のお子達は中学校でけっこう英語読みを覚えてくるし、単位もきちんとニュートン力学で通用するもので勉強してくるのよ。いきなりジュールでカロリーは理科では習わないのです。時代は変わるね。私達も歳をとったのかしら。


ひろこさん

いきなりJとは…そう言われてみれば、我々の時はJとcalが混在していて、試験問題によっては換算しないといけなかったよね。
単位の問題は国ごとに色々だと思う。
教育課程の理科や化学、物理、生物で習う単位は国際単位に統一される傾向にあるのかもだけど、実生活で使う重量や体積の単位って、慣用表現をそのまま引きずっているのもあるから、余計にややこしい。
日本は重量と体積はそれぞれg、Lだけど、アメリカはlbs、gallon、oz(液量、重量でこれまた違う…)とか、マイナーな単位を使ってくれるから困るりますなぁ

2013年2月19日火曜日

Summons for Jury Service

先月の最終週、突如送られてきた一通の封筒
ちっち宛ての窓の上には「OFFICIAL JURY SUMMONS ENCLOSED」と…(写真は封筒のみ)。
そう、いきなり陪審員としての召集状が来たのである


中身を開けて広げてみると…。


三部構成で写真に撮ってみたけど、うまいこと繋がらず、見づらいのはどうかご勘弁を
拡大してみるとこんな感じ。
あ、宛名の箇所はJALマグネットで伏せてます(笑)。




何が書いてあるのかと言うと、2013年3月7日(木)にこの召集状を持ってAlameda上級裁判所に来ましょう、と。
他には、参加者番号、グループ番号、裁判所の住所、裁判所への連絡方法。
あとは「Failure to respond to this summons will subject you to a fine, a jail term or both」なんて文言が
mayではなくwillなので、しぶしぶ返送する羽目に

裏面はこんな感じで、以下四つの各種届け出欄がある。
・氏名・住所変更届け
・出廷延期申請(一般用及び授乳婦用)
・出廷免除申請(身体及び精神障害者、介護者、低収入者)
・陪審員資格非保持者(非アメリカ国籍、18歳未満、英語能力不十分、当該countyの住民でない、California州民でない、等)



陪審員の召集状はDMVの運転免許所持者情報やその他何らかの公的情報源を元に、ランダムに選んでいるようである。
なので、ちっちのような陪審員資格非保持者にも送られくるのである。
しかし、資格がないからと言って無視したままだと、上記のように罰金や刑務所行きになりかねないので、ちゃんと陪審員資格非保持者用欄の「I am not a citizen of United States.」と「I do not have sufficient knowledge of the English language」にチェックを付けて返送したよ

2013-02-19 13:27

2013年2月18日月曜日

日本人の食の好み

最近ふと気付いた事、というのが多い今日この頃。
これまた一つ気付いた。

アメリカは多人種の国なので、当然母国の味や食材を手に入れるために各国料理のレストランやそれらの食材を売るスーパーが存在する。
ちっちの住むCalifornia州は、アメリカの中でも特に多人種度の高い州なので、自分も含め、彼らのための各国料理や食材をあちこちで味わえる環境にある。
ところが日本は基本的に単一民族国家なのに、何故にあんなにもの数の各国料理がレストランだけでなく、家庭料理にまで浸透しているのか…???

勿論アメリカにある各国料理はその国の人だけが食べに来ているのではなく、アメリカに住む色々な人が食べに来ているのであるが、発端は自国の味を食べたい、と言うニーズと、それ(自国の味)を広めたい、というニーズが合致して広まって行った結果ではないかと。

日本の場合はどうもそうではなく、日本人が自主的に世界の美味しい物を取り入れてきて、必要に応じてアレンジし、広まっていくように思う(全ての各国料理が、と言う訳ではないが)

要は、日本人は食べ物に関しては積極的で国際的で美味しい物好き、なのかな、と思う。

日本人、不思議だね

2013-02-18 10:01

2013年2月14日木曜日

Valentine's Day 2013

昨年からアメリカ式バレンタインを導入したちっち家(笑)。
今年も留学男が鉢とチョコレートをプレゼントしてくれました
ありがとう

お花に見えるこれはanthuriumという観葉植物
ピンク色のものは初めてみるけど、綺麗でしょ


こちらはTrader Joe'sのdark chocolate Sea Salt Caramels。


早速食べたよ
ちょっと大きめの粒のシーソルトが載ったダークチョコレート(写真左)。
中身はとろ~っとしたキャラメルが(写真右)
塩とチョコレートの組み合わせって、意外と美味しいね


2013-02-14 09:46

Enriched Flour

ここ最近、買い物をしていて気付いた事。
homemakerなので、買う前に食品の原材料をちゃんとチェックしてはいるけれど、持ち歩きの電子辞書には載っていないだろうと、その場で調べずに帰宅後、色々しているうちに結局調べるのを忘れてそのままになってたちっちにとって謎の存在だった「Enriched Flour」。
このEnriched Flourにはいつも決まって「niacin、reduced iron、thiamine mononitrate、riboflavin、fric acid」が必ず含まれている。
下の写真はTraderJoe'sのシリアルであるが(写真左)、これにもEnriched Flourが使われていて(ここではIngredientの2番目にあるUnbleached Enriched Flour)、お決まりの栄養素が含まれている(写真右)。


アメリカはサプリメント大国なので、これもその一環で、食品に栄養素を混ぜてしまえ、と雑把な事をしているのかとてっきり思ってた(笑)。
その割に、いつも決まった面子の栄養素。
何なんだろう…

で、ようやく調べてみたら、ちっちの遊び半分な予想とはちょっと違ってた。
小麦粉への製粉過程で、どうしても削ぎ落とされたり、破壊されてしまう上記の栄養素を添加することにより、全粒小麦本来がもつ栄養素を保つため、らしい。
日本語だと「強化小麦粉」と言うらしいけど、日本では輸入品を除き、この栄養素を添加することはあまり行われていないようである。
料理やお菓子作りがあまり好きじゃないちっちが知らなかっただけかもしれないけど、う~ん、成程ね。

2013-02-14 06:44

2013年2月13日水曜日

続 UC Berkeley Extension

Fall 2012から、ある講座を受けることにし、2月2日も初回と同じSF市内のDowntown Centerで行われた3回目のworkshopに参加してきたちっち。
今回の講師は、UCSFのassociate professorで、研究に携わっている人。
当日は何故か講師がもう一人増えていて、その人と二人で講義が進められた。

相変わらずリスニング力の向上しないちっちは、講師の話の半分以上が聞き取れなかったが、これまたパワポのスライドを印刷した冊子のおかげで、大体内容を把握できたつもり
ただ、自分のリスニング力を棚に上げて言うと、2回目(12月8、9日)の講師の話し方と発音は非常にクリアで分かりやすく、話し方も理解しやすかった。
1回目と3回目は大学の教員で、2回目は開業のlicensed psychologist。
やはり患者を相手にしている人はゆっくり、かつ、クリアに話してくれるな~と思った。

受けた講義の内容はさておき、今回の講義に参加して実感したのは、英語はディスカッションやディベートに向いている言語だな、ということ。
日本語は「です。ます。」の丁寧語から「お○○、ご○○」、「~(させて)いただく。」等の謙譲語、「~らっしゃる。」等の尊敬語と、敬語には幅広く、話し相手や場面によって使い分ける必要がある。
また、敬意の程度が上がるにつれて頭文字や語尾が増える傾向にある。
文面においては、和やかに締めくくりやすいことから「宜しくお願いします」等の表現が不必要な場面でさえ繁用されるのが現状と思われる。
この元の言葉から膨れ上がったり、不要な文章を付けたり喋ったりしなければならないのは、話し合いをする場面では真の意見を伝えにくくしているように思う。
だから、日本語での会議やセミナーが盛り上がらないのでは、とさえ思う。
英語は多少の丁寧な表現はあるが、日本語ほど種類は多くなく、時間当たりに喋る単語数は日本語より多い。

更に言えば、場の雰囲気。
日本はお行儀文化なので、人前では失礼のない挙動でないといけない。
会議やセミナーの場では、講師が話している時は静かに聴き、本題と関係ない余計な事はしない、というのが一般的だと思う。
アメリカでは、私語等の他人に迷惑がかからない限り、会議中や講義中でも自分のPCワーク、食事・おやつ・飲み物の飲食、遅刻や講義中の入退室はOKである。
また、講師側もずっと立ちっぱなしで講義する訳ではなく、時々椅子に座ったり、机の上に座ったり、聴講者同様に飲食しながら、というスタイルである。
これに英語という言語が組み合わさることで、ディスカッションやディベートが大いに盛り上がるんだな~と実感した。

とまぁ、こんなことに気付いた3回目のUC Berkeley Extensionでした。

2013-02-13 08:26

2013年2月2日土曜日

sales taxの増税

今年からさりげなく(こっそり?)、少なくともちっちの住んでいる周辺でsales tax(小売売上税)が上がった。
ちっちの住んでるAlameda Countyは8.75%→9.00%、隣接するContra Costa Countyは9.25%→9.50%に上昇
高いわ…

普通に生活している分には、レシートに書いてある範囲でしか把握できないんだけど、この前珍しく寄ったContra Costa Countyの店のレシートで、sales taxの内訳が書いてあったので紹介するね。
昨年までのContra Costa Countyのsales taxは9.25%。
その内訳は以下の通り。

state tax  6.250%
county tax 2.000%
local tax   1.000%
-------------------
sales tax  9.250%

これを見ると、「アメリカのsales taxは州だけでなく、市や場所に寄っても税率が異なる」、と言われているけど、それがよくわかるよね

2013-02-02 02:28




ちっちさんこんにちわ


tanuki17さん

声を掛けて頂き、ありがとうございます


ちっち さん こんにちわ
先日は大変失礼いたしました 申し訳なくご勘弁を・・・・・・
エンターキーを二度押すと 自動的に送信してしまい 
私の操作未熟を痛感した次第です
今日も おそる おそる キーボードを 打っています
そしてこのコメントが アメリカ まで届くのが 不思議でなりません
これに懲りずお付き合いの程よろしくお願いいたします


tanuki17さん

またのコメント有難うございます。
斬新なコメントだったので、面白い方だな~と思ってました(笑)。
お気になさらずに~
インターネットだと物理的距離感は全くないので、言語さえ通じれば、場所は感覚がないですよね、確かに。
こちらこそ、宜しくお願いします
次回の虹の松原、楽しみにしてます

2013年2月1日金曜日

Twin Peaks

2週間前の日曜日、SFを一望できるTwin Peaksに行ってきました
晴れた日でないと寒いだろうから…といつか行くつもりでなかなか行けなかったけど、ようやく行って来れました。

Twin Peaksはその名の通り、2つの小高い丘から成り、SFのほぼ中心に位置する。
この写真はTwin Peaksのすぐ麓にある、整備された展望エリアから撮ったもの。
北東方向に向いて撮ったので、対岸にはちっちの住むEast Bayの山並みが写っているよ。


この写真2枚がTwin Peaksの片方の頂上から撮ったもの。
写真左は同じく北東方向を撮ったもので、写真の中央に見える真っ直ぐ向こうまで伸びている通りがMarket Street。
写真右はもう一方の丘。


SF市内、SF湾、太平洋と360度の大パノラマで、見事な眺めだったよ

2013-02-01 03:09