2013年2月13日水曜日

続 UC Berkeley Extension

Fall 2012から、ある講座を受けることにし、2月2日も初回と同じSF市内のDowntown Centerで行われた3回目のworkshopに参加してきたちっち。
今回の講師は、UCSFのassociate professorで、研究に携わっている人。
当日は何故か講師がもう一人増えていて、その人と二人で講義が進められた。

相変わらずリスニング力の向上しないちっちは、講師の話の半分以上が聞き取れなかったが、これまたパワポのスライドを印刷した冊子のおかげで、大体内容を把握できたつもり
ただ、自分のリスニング力を棚に上げて言うと、2回目(12月8、9日)の講師の話し方と発音は非常にクリアで分かりやすく、話し方も理解しやすかった。
1回目と3回目は大学の教員で、2回目は開業のlicensed psychologist。
やはり患者を相手にしている人はゆっくり、かつ、クリアに話してくれるな~と思った。

受けた講義の内容はさておき、今回の講義に参加して実感したのは、英語はディスカッションやディベートに向いている言語だな、ということ。
日本語は「です。ます。」の丁寧語から「お○○、ご○○」、「~(させて)いただく。」等の謙譲語、「~らっしゃる。」等の尊敬語と、敬語には幅広く、話し相手や場面によって使い分ける必要がある。
また、敬意の程度が上がるにつれて頭文字や語尾が増える傾向にある。
文面においては、和やかに締めくくりやすいことから「宜しくお願いします」等の表現が不必要な場面でさえ繁用されるのが現状と思われる。
この元の言葉から膨れ上がったり、不要な文章を付けたり喋ったりしなければならないのは、話し合いをする場面では真の意見を伝えにくくしているように思う。
だから、日本語での会議やセミナーが盛り上がらないのでは、とさえ思う。
英語は多少の丁寧な表現はあるが、日本語ほど種類は多くなく、時間当たりに喋る単語数は日本語より多い。

更に言えば、場の雰囲気。
日本はお行儀文化なので、人前では失礼のない挙動でないといけない。
会議やセミナーの場では、講師が話している時は静かに聴き、本題と関係ない余計な事はしない、というのが一般的だと思う。
アメリカでは、私語等の他人に迷惑がかからない限り、会議中や講義中でも自分のPCワーク、食事・おやつ・飲み物の飲食、遅刻や講義中の入退室はOKである。
また、講師側もずっと立ちっぱなしで講義する訳ではなく、時々椅子に座ったり、机の上に座ったり、聴講者同様に飲食しながら、というスタイルである。
これに英語という言語が組み合わさることで、ディスカッションやディベートが大いに盛り上がるんだな~と実感した。

とまぁ、こんなことに気付いた3回目のUC Berkeley Extensionでした。

2013-02-13 08:26

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