2013年7月17日水曜日

アメリカの漢方薬局

ちっちの住んでいるマンションのすぐ隣には、「Pacific East Mall」という中華系ショッピングモールがある。
このモール内には、ちっちも時々利用するRanch99というアジア系スーパー以外に、雑貨屋、レストラン、パン屋、床屋、ネイル屋といったお店が各何軒かずつ入っており、日本のショピングモールと同様の造りである。
これらのお店の他、漢方薬局も数軒入っていて、そのうちの一軒を簡単に紹介するね。

日本における漢方薬の位置付けは、医薬品である。
しかしここアメリカでは、医薬品ではなくサプリメントの類(=食品)であり、買うのに処方箋は必要なく自由である。

まずはお店の外観。
World Ginseng Herb(世界人参)」という名の会社の商品を多く取り扱っているお店。


お店の壁代わりの窓には、中国語と英語で取り扱い商品がザザっと書いてあるよ。
健康食品 Health Product、中薬及茶葉 Herb & Tea、高麗参 Korean Ginseng、吉林参 Chinese Ginseng…分かりやすいよね。


窓の文字からピントを変えて窓越しに見える商品をみてると、目に入ってきたのは「小柴胡湯丸」(写真左側)。
日本だと細粒剤や顆粒剤が多い中、丸薬とは…やっぱり黒いのだろうか
他にも色々な丸薬があるね。


お店の中はまさに中国系の漢方薬局って感じ。
中国には行った事がないけど、台湾に旅行に行った時に入ってみた漢方薬局はほぼこんな感じで、所狭しと商品が並べてあった。
狭い場所でも物を沢山置く、という配置はアジア人の習性なんだろうか


ようやく発見
生薬の棚だね


人参の粉末や味付けした薄切り等、滋養強壮系の健康食品が多い感じ。


この時はこちっちが一緒だったので、じっくり店内を眺める事が出来ず、これにて終了。
店内をうろちょろして、あれこれ商品を触りまくってエラい事にならないか若干ヒヤヒヤしつつ、店員さんに声を掛けられ、おやつをもらったタイミングでお店を後にしたよ

こちっちがもらったおやつ。
山樝餅 Haw Flake。
山樝子の餅で、中国語で餅は「ビン」と言い、日本の餅とは異なり、小麦粉を用いて火を通した、平たく丸い食べ物の事だって。
これは円筒形の餅だけど、合成着色料や合成保存料が入っているので、こちっちには食べさせなかったよ


2013-07-17 11:57

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