2014年5月23日金曜日

長引いた風邪:こちっち編

前回記事で書いた風邪の続き。
こちっちが持ち帰ってきた風邪であるが、当のこちっちもなかなか咳と痰が取れなかったので、ちっちが病院に行く前にこちっちをかかりつけの小児科に連れて行った。
それが午前中のことである。
本当は、こちっちを小児科に連れて行った時に、ちっちも一緒に診てもらおうと思っていたのだが、診察室に入って先生に聞いてみたところ、「うちは大人は診ないんですよ~。僕は大人は良く分からなくて~」と。
それって、どうなの
診てくれないのなら仕方ないが、医者としての矜持に欠けるんじゃないの
確か日本の医学部は、全ての基礎的な内容を修めてから専門科を選び、その科の医者になってゆくはずであるが…。
そんなにあっさり笑顔で言わんでも…と何だかこちらが情けなくなった。
アメリカに行く前に住んでいた場所のこちっちのかかりつけ小児科では、大人も一緒に診てくれたし、ちっちが子供の頃のかかりつけ小児科でもそうだったし、家族内感染といったこともあるので、普通は小児科であっても大人も診てくれると思っていた。
自分を診てもらうために夕方にもう一度外出しなければならないのか、と思うとウンザリであった。
咳で息が上がっている時の外出の二度手間は、結構キツいもんである。

こちっちの診察を終えて、小児科のすぐ隣のG薬局で薬をもらい、即帰宅
抗ヒスタミン剤(ペリアクチンシロップ0.04%)と鎮咳薬(アスベリンシロップ2%)と去痰薬(小児用ムコソルバンシロップ0.3%)の混合液剤と、ツロブテロールテープ1mgが処方された。
混合液剤はすぐに飲み始めたが、ツロブテロールテープはちっちが処方されたホクナリンテープのジェネリック医薬品であり、ちっちが気持ち悪い程の動悸を覚えたので、こちっちには使わせなかったよ。

それにしても、こちっちの処方箋を調剤したG薬局といい、ちっちの処方箋を調剤したN薬局といい、最近の地域薬局はジェネリック医薬品の品揃えがいまいちなのだろうか
ジェネリック医薬品(以下、ジェネリック)自体は存在するが、両薬局とも処方薬の一部の薬で在庫が無いため先発医薬品(以下、先発品)をそのまま調剤された。
この「在庫が無い」と言うのは、その時点で在庫切れしていた、のではなく、常日頃から取り扱っていない、という意味である。
ちっちは前記事で「薬剤師としての経験は殆ど無い」と書いたが、実際に薬剤師として働いた事はある。
ちっちが薬剤師として働いていた薬局は、某市民病院の近所の薬局なので、様々な診察科の処方箋がやってくる薬局であった。
そのため、取り扱う薬の種類も豊富であるが、ジェネリックが存在する薬は基本的に先発・ジェネリック両者とも取り揃えていた。
2008年4月以降、処方箋に先発品を使用するよう特記が無い限り、患者が希望すればジェネリックに変更出来るようになった。
しかし、薬局の品揃えの勝手でジェネリックを希望しても先発品しか調剤してくれないのは、いけないのではないかと思う。
医療用医薬品の中でも、先発品とジェネリックでやはり効果が違うと言う薬は確かにあるが、どちらでも問題ない薬の場合はやはり支払い額が安いジェネリックを希望する方が多いのではなかろうか。
その場合に、「うちでは無いので、先発品を出しますがいいですか?」などと言われても、あまり気分がいいものではない。
後発医薬品調剤体制加算というのがあるのに、これに積極的でない調剤薬局ってどうなんだろう…
これらは、ちっちが現役薬剤師で無いから抱く疑問なのだろうか…

とりあえず、タイトル通り、こちっちから回ったこの風邪は、全員が一ヵ月咳を引きずる長い風邪だったよ

2014-05-23 22:40

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