2012年1月1日日曜日

Alcatraz Island

昨日の12月30日はAlcatraz Islandに行ってきたよ
アメリカに来て、初めて観光らしい観光をした気がしたよ

Alcatraz Islandはかつて連邦刑務所として使われた島で、SFから約2kmしか離れていないにもかかわらず、潮流の速さと海温の冷たさから脱獄不可能の島と言われていた所である
Pier33からフェリーで出発して10分程度で島へ到着
この日は朝から霧が出てて、見晴らしイマイチな状況だった。
Alcatraz Islandが近づいてくると、おおぉぉ…ってドキドキした
 
 

で、島に上陸。
かつて刑務所だった所だけに、うら寂しげな雰囲気が漂ってた。
天候もそれに拍車をかけるかのような時化た状態だったし。


船着場から旧陸軍兵舎へ行くと、お土産屋やtheater、展示室となっていた。
これは刑務所の制服
結構きちんとしたデザインのもので、ついじっくり見てしまった。


旧陸軍兵舎を出てS字の坂道を行くと、途中に小さな小屋が。
結構人が立ち寄ってるので近寄って見てみると、そこは遺体安置所だった
写真右の上部には、窓ガラスに反射してちっちが写ってたりするんだな…はは
 

安置所から更に島の頂上へ行くと、Cellhouseと呼ばれる囚人達が入れられた牢屋の建物があり、中へ入ると45分のオーディオガイドツアーが始まったよ。
オーディオガイドツアーは母国語が選べるので迷わず日本語を選択
コントローラー付きヘッドセットを貸してくれるので、それを聞きながら自分のペースで見学するという、なかなか楽しいものだった

まずは牢屋。
トイレ、手洗い場、寝台、壁付きの机と椅子のみで、横幅は1m強、奥行き2m強の狭い部屋。
 

Cellhouseに隣接する屋外のRecreation Yard。
ここは素行の良い囚人がハンドボールを出来た場所。


このタイプの牢屋はD Blockと呼ばれる場所にあり、規則を破った囚人が入れられた牢屋。
光の入らない部屋で、一週間に一度シャワーを浴びる以外は部屋から出られない牢屋だった
中に入ってみたけど、なかなかそういう雰囲気の染み付いた部屋だな、と感じた。


写真上段左はとある囚人が脱獄を図ろうとして繰り広げた銃撃戦の際の手榴弾が落ちた廊下の床。痘痕のような跡が残ってるでしょ。
同右は看守の制服を着たマネキン。
写真下段は囚人とその縁者の面会所。
 



見学出来る建物には入ってなかったけど、この島には刑務所長邸、看守とその家族が住める建物や雑貨屋もあったみたいで、まるで小さな一つの町のようだったらしい

スマホの写真では限界があるので撮れなかった部分もあるけど、他にも囚人達の食堂やCellhouseの外に出た時に見えるSF市内の光景等、見どころは満載
あと、日本の拘置所ではどうかわからないけど、Cellhouse内の各通路には「Broadway Ave.」や「Michigan Ave.」、時計の下の場所を「Times square」と名付けられてた辺りがアメリカンだな、って思った

なかなか満足な約2時間半の観光だったよ

2012-01-01 17:45




ちっちさんの記事は毎回読んでいて英語、
文化、歴史等の勉強ができて楽しいです

この間戦争映画を観たばっかりなので、なんだか
しみじみ見入ってしまいました。

年の瀬に貴重な体験をしましたね


まつをさん

そのように言って頂けて光栄です!
Alcatraz Islandは本当によかったよ。
またまつをさんが来るなら、是非観光してほしい場所です。

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