2014年6月18日水曜日

日本の表札文化

ちっちは生まれてから今の実家に引っ越すまで、ずっと集合住宅に住んいた。
集合住宅では、住人が入れ替わるという特性上と、不必要に名前という個人情報を出したくないという考え(これによって不審者、詐欺や悪質な勧誘等に巻きこまれないようにするため)が時代の流れと共に多くなったため、それぞれの玄関ドアや郵便受けに住人の名前(名字)を書く人は少なくなっていったと思う。
それでも、一軒家ではまだ殆どの家が表札を付けていると思うし、ちっちの実家もそうだ。
そして、ちっちも前述の考えを採用している一人で、渡米前に住んでいた集合住宅でも、そして現在住んでいる集合住宅でも、住み始めは郵便受けに名前を表記していなかった(言うまでも無く玄関ドアも)。
しかし、最近の配達業者は住所が正しくても名前の表示が無い郵便受けに郵便物や配達物を入れない方針を取っているというので、仕方なく郵便受けには名前を表示することにした。
現在の集合住宅に関しては、1~2月頃に合成男にその旨を言われて思い出し、表示することにした。

そして一方、アメリカを思い出した。
アメリカでは集合住宅であろうが一軒家であろうが、表札と言う物が無い。
なので、配達物は住所のみで配達される。
その代わり、集合住宅でも一軒家でも、建物には必ず番地の数字が記載されている。
例えば、1885 University Ave. (APT1001) Berkeley CA 94703 という住所(集合住宅の場合は()のように記載される。この場合、1001号室。)であれば、その建物のそれなりに目につく壁面に「1885」というのが必ず書いてある。
ちっちはアメリカでも集合住宅に住んでいたが、過去の住人の郵便物が当然多く混ざっていた。
宛名はどうでもいいのである、届ける所までね、というのを考えると、日本とは違うな、とつくづく思った。
ただ、配達の種類によっては、ちゃんと受取人を確認してから配達するのもあるよ。
だから、時折アメリカの友人に手紙やカードを送る時、住所を書くのに少し緊張するよ
間違えないようにってね。間違えても、宛名で届けてはくれないから。

2014-06-18 16:55




非公開でコメントを下さった方へ

コメント有難うござます
確かに、そうあれればいいと思いますね。
その機能が働いていれば、昨今世を騒がせている虐待や出会い系の殺人等の事件の大半を防ぐことが出来そうに感じます。
ただ、最近は変な人も多いので、ご近所と言えど、古き良き時代の頃よりは近寄り難いように思います。

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