2010年4月11日日曜日

新薬学教育はどうなのよ!?!

今月号のファルマシアを読んでて思い出したけど、前から思ってたこと
新薬学教育がスタートしてから早4年。

薬学教育は6年も必要か
薬剤師免許を取得出来ない4年制は存在価値があるのか


あと2年後以降にならないと、6年制の薬学生がどのような活躍を見せるのかわからないけど、
4年制onlyの時代の薬剤師と比して、果たして期待値ほど評価されるのかは甚だ疑問だよ

6年制にしたって、日本の医療現場の構造的体質や不勉強な薬剤師自らが招いた負のレッテルによって肩身の狭い思いをせざるを得なくなったから、というのが+2年の理由の2/3を占めてるだろうし(勿論、薬学というのは幅広く網羅的な学問であるから修めるのは簡単なことではないよ)。

だからといって、4年制は「研究者の養成」を目的としているけど、
製薬企業の観点からは、薬剤師免許を持たない薬学部出身者にはあまり興味がないと思う。
だって、合成やアッセイ、薬物動態のできる人材は薬学部以外の理系学部出身者の方がそれに特化して専攻してきただけあって、広く浅く学んだ薬学部出身者より好まれる傾向にあると思う。
実際に研究職の現場に占める薬学出身者って想像する程多くないし

ま、いずれにせよ、薬学に進んだ人達には修練を積んで、デッかくなってくれってこと。
医学部なんかに負けるな
ちっちは、そう思うね。


余談だけど、国家資格の登録内容を変更すると、
新免許証に記載される所管大臣の名前ってその時点の人に変わるんだね。
ちっちのは、坂口サンから長妻サンになっちゃったよ

2010-04-11 10:15

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