2013年4月13日土曜日

アメリカの大手チェーン薬局:Vol.1

アメリカの薬局は主に、そこそこ広い面積を持つドラッグストア(主に大手チェーン)、独立系薬局(個人経営等)、大型スーパー内の一角にある薬局の3種類である。
また、日本と違い、OTCのみしか取り扱わない薬局は無く、全ての薬局で処方箋医薬品(以下、Rxと表記)を取り扱っている。
アメリカの大手チェーンのメインはCVS Pharmacy、Walgreens、Rite Aidの3つで、CVS PharmacyとWalgreensはアメリカの広範囲の州で展開しており、ちっちが住むSF近郊でもあちこちで見かけるが、Rite Aidはアメリカ東部が中心のようである(西海岸エリアでも出店しているようだが、この近辺では見かけない)。
CVS pharmacyが近所のショッピングプラザ内にあるので、ざっと紹介

まずは入り口。
写真左端に写ってる、お店の外には…


植木鉢とお花の苗が売ってます
この場所には通常、園芸関係の商品が常時置いてあり、Halloweenの時期はカボチャ、クリスマスの時期は鉢植えサイズのツリーが現れるよ


いざ、入店。
写真は入り口直近のコスメ売り場。


コスメ売り場から中へ移動していくと、石鹸、ハンドクリーム、シャンプー、コンディショナー等の衛生用品売り場がしばらく続き、更に歩を進めていくと、旬の行事Egg Hunt用の商品が登場(写真左)。
この通路の商品棚は季節のイベント用品の棚で、撮影時現在は全てEgg Hunt用品が占領。
奥の方へ行くと、ウサギのチョコレートやぬいぐるみがわんさか(写真右はウサギのチョコレート達)


Egg Hunt用品から更に数列先へ行くと、ようやくOTC売り場が。
これも旬の花粉対策宣伝コーナーで、抗アレルギー薬特集をしてるところ。


このOTC売り場からちょっと外れた場所には、雑誌と文房具売り場が潜んでます(手前が雑誌売り場、その裏が文房具売り場)。


雑誌売り場の通路を先に進むと、次に現れるのはグリーティングカード売り場。
種類も豊富で、更にその横にはラッピング用品も置いてあるよ。


OTC売り場から本来のルートに戻って先へ進むと、次はサプリメント、紙用品、赤ちゃん・子供用品売り場。
ティッシュ、生理用品、オムツ、離乳食、哺乳瓶等の商品が並ぶ中、奥へ進むとやっぱりありました、子供用のおもちゃが


子供用品売り場から先へ行くと、ようやく最後の食べ物売り場へ到達。
ワイン(写真左)やシリアル(写真右)、お菓子、パン、ジュース等、普通のスーパーでも売っているような食べ物が売ってるよ。


さて、この食べ物売り場から引き返し、OTC売り場まで戻り、通路を奥に進んで突き当たりにある場所こそが、調剤部門である。
「Pharmacy」と書いてある天井部分(写真では上部の文字がちょん切れててすみません)から3つの小さな看板がぶら下がっているのがわかると思うけど、左から順に「Drop Off」、「Consultation」、「Pick Up」と書いてあるよ。
「Drop Off」では処方箋を提出、「Consultation」ではRxやOTCの説明や相談、「Pick Up」ではRxの受け取りと支払い、がそれぞれの場所で行われる。
ちっちは今のところ、ファミリードクターに処方箋を発行してもらったことが一度も無く、調剤部門で実際にどのような対応をどの程度してもらえるのかは経験がありましぇん
また、このカウンターの奥にある窓ガラス越しに見えるのが、Rxの薬棚達。
見える範囲では、やはり白色のポリ瓶が多いね。


とまぁこんな感じで、アメリカの大手チェーン薬局ではRxとOTC以外に、取り扱っている商品の種類が豊富で、衛生用品だけに止まらないのが特徴(特にCVS。WalgreensはCVSよりは薬以外の商品は控えめ。)
ちなみに、この店舗には並列された17本の通路と、それに対して垂直に並ぶ通路が3本あり、各通路の両脇に商品が陳列されている。
生鮮食料品こそ無いけど、子供用のおもちゃやグリーティングカード、園芸用品、時には簡易構造のソファーや椅子まで売っているから驚きだよね

驚きと言えば、商品の豊富さだけでなくサービスも。
これについては次回の記事で

2013-04-13 07:21

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