2012年3月15日木曜日

風邪薬

今回引いた風邪はかなり質の悪い風邪で、治りが遅い。
大分治ってきたところだけど、まだ完治していない。
ほんと、しぶといわ。

で、最初は日本から持ってきた手持ちの風邪薬を飲んでいたのだけど、治りが遅いので別件で用事があるついでにホームドクターに診てもらって抗生物質と胃薬を処方してもらった
それがこれ。
 
他の先生はどうか知らないけど、ちっちの診てもらってる先生は薬剤をポリ瓶から取り出し、ポリ袋にいきなり入れて「はい」とくれる(写真左)。
ちなみに、緑のカプセルが抗生物質、紫のカプセルが胃薬。
抗生物質はコード番号を調べてみたらCephalexin 500mgらしい。
胃薬はあからさまに「OMEPRAZOLE 20mg」と書いてあった…。

今回の処方で思ったことは、アメリカではPPI(proton pump inhibitor:消化性潰瘍治療薬)が普通に出回ってて浸透してるな、ということ(OTC化されてるし、医者も簡単に処方するから)。
そこら辺の薬局でも、ちっちと縁のあった会社の「PREVACID」を含め、PPIがわんさか置いてあった。
そもそも日本ではまだPPIはOTC化してないし、作用機序を考えてもホイホイと処方される代物ではない。
胃が気持ち悪くなる抗生物質と一緒に処方するなら胃粘膜保護作用のある薬剤(アズレンスルホン酸ナトリウムやテプレノンetc.)だと思うけど、これもどうやら日本人的な考え方なのかもしれない

余談だけど、数ヶ月前に胃が気持ち悪くて処方してもらったときもオメプラゾールだった。
日本にいた時に同じ症状で処方してもらったのはモサプリドクエン酸塩。
前者は前述の通り消化性潰瘍治療薬で、後者は胃腸機能調整薬。
全然違うでしょ
更に余談だけど、剥きだしの薬剤を袋に入れてもらうので気付いたのは、欧米向けの薬剤で室温保存のものは大抵ポリ瓶入りだということ(会社にいた時に見てた三極向けの製剤もそういう傾向だったなぁ)。
日本ではブリスター包装が多く、これは気候の違いからかな、と思った。


結局、抵抗感があっても仕方ないのでちゃんと飲みましたよ
おかげで?ここまで治りましたから。
でも、途中でちっちの咳がひどくて、堪りかねた留学男が買ってきてくれたのが下の写真の鎮咳薬。

褐色ポリ瓶に入ってたのは、超鮮やかなピンクの粘度の高い液体。
シロップ剤かと思ったけど、味は苦くてかなりドロ~っとしてた。
OTC用では最高用量らしく効くことは効くんだけど、なんか無理やり咳を抑え込んだ感じで、薬が効いてる間は気管支がヒクヒクしてた(笑)。


アメリカには日本のように様々な成分が入った総合感冒薬がないから、今度の一時帰国時に入手していこうっと。

2012-03-15 04:46

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